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私はそういったセミナーにも新興宗教にも入った
ことはないですが、やはり、「縁を切る」覚悟で
きっぱりと断るしかないのではないでしょうか。
一種の「洗脳」状態から「救い出す」のは、素人
には難しいと思うので、やれることといったら、
「そんなこと言うなら絶交よ!」と言い放つぐらい
しかできないように思います。(はまり具合にも
よるでしょうが)。

私が自己啓発セミナーにはまった友人からの
勧誘に対して言ったのは、次のようなことです。

「そのやり方があなたの幸せならそれで構わない。
でも、私には私のやり方があって、それで今十分
幸せに暮らしている。

あなたが私をそういうことに勧誘するということは、
そういう今の私の生き方を否定しているということ。
私は、他人の生き方を否定し、自分のやり方をおし
つける人たちとはつきあうつもりはない。

それに、私がそういうやり方を受け容れられる
性格かどうか、あなたはわかってくれていると
思っていた。
今まで友人関係を築いてきたのに、そんなことすら
理解してもらえていなかったなんて、残念でならない。

ここまで言ってもまだ今後その話を少しでも口に
するようなことがあったら、本当にあなたとは
縁を切る。」

これでその人から勧誘を受けることはなくなり
ましたが、連絡そのものがとだえがちになり、
その人が同じセミナーで知り合った人と結婚した
頃には、結局、縁が切れてしまいました。

でも、私の場合はもともとそれほど親密な友人と
いうわけでもなかったので…。綿実さんのように
長い時間を共有していた人なら、「友人を失い
たくない気持ち」がもっと強くあるでしょうから、
つきあいも続けられるかもしれません。

私の夫も上と似たようなことを言った友達がいた
のですが、その人は「わかった、もうこの話は
しない。悪かった」と言ってくれて、セミナー系
の話題は抜きで今でも交流があります。

相手（Ａさん）は「自分は正しいことをしている」という
善意（のつもり）でやっているため、この手の話題の場合、
ある種の覚悟なしで断ることは避けて通れないと思います。
だから、その善意は万人には通じない類のもの、少なくと
も綿実さんやＢさんには通じないのだという認識をもたせ
ることが重要だと思います。

ただ、やってはいけないこととして、Ｂさんがしつこくさ
れて困っているから綿実さんのほうから先にＡさんへ電話
するということです。
これをやってしまうと、ますます意固地になってしまいま
すので・・・。
遅かれ早かれ綿実さんにも電話がかかってくるでしょうか
ら、そのときちゃんと話されたほうがいいと思います。

Ａさんも、今はセミナーにはまっているため冷静になれて
いないのだと思います。
時間がたてばその熱からさめてくるため、セミナーからぬ
けたいと思うときがくると思いますが、そのときは、暖か
く迎えてあげてください。そうしないと、ぬけたくてもぬ
けられない状況（友人がいなくなってしまうとか人生の目
標がないなどの不安）に追い込まれてしまい、Ａさんが行
き場を失ってしまう可能性があるからです。

それが、大切な親友をなくさない方法だと思います。

異性の友人ですが自己啓発セミナーにはまって
友人達を次々と勧誘していた時期がありました。
性別を越えて「親友」ぐらい言えるほど仲がよかった友人です。

ある日いつものようによる遅い食事を一緒にとって、
珍しく雰囲気のあるバーに誘ってきたので、（彼は飲めない）
「？？？？」と思いながらついていったら、勧誘でした。
手をにぎりながら「オレが感じたことをオマエにも感じてほしい」
なーんて、熱烈に口説かれているのか？と思うような
シチュエーションで熱心に勧誘されました。
その日は2時間あまりの勧誘に驚いて何も言えず
「考えて明日電話する」ということにして開放されたのですが。
翌日も執拗に返事をせまる電話がかかってきて、断ったのですが
なかなか電話を切ってもらえず…で大変でした。

共通の友人（男）に相談したところ、
「俺も誘われた。友人だから1度は行って見てくる。オマエはしば
らく距離をおけ」
といわれたので、距離をおいていましたが。
はまった方の友人はとどまるところを知らず、
その後もそして今もその自己啓発にはまりつづけているようです。
周囲の友人達（同性）は1度つきあい「自分にはあわない」と
断り、今も普通につきあいを続けています。
（一人だけハマッたのがいましたが、今はさめたらしいです）
ほとぼりが冷めた頃（1年くらいかな）、私も以前と同じように
つきあいを再開しました。
たまにそのセミナーの話がでたりしますが、
今はもう誘ってきたりはしません。
ある一定の時期を過ぎると「勧誘」はしなくてもよくなるんでしょ
うかね？

これは私の経験談で、綿実さんの例にそぐうかはわかりませんが、
縁を切るつもりで「きっぱり断る」のではなく、
のらりくらりとかわして、
しばらく「会わない」のも手だと思います。
どうせセミナーに参加するのに忙しいはずです、
そうそうは見込みのない人に「勧誘」する時間を割けないはずです
から。
彼女をそのセミナーから救ってあげたいかもしれませんが、
のぼせている間はどんなに言っても無理だと思いますよ。
よっぽど「まずい」と思うようなら、親御さんに相談するしか
ないかもしれませんよね。

二人はそんなに仲良くもなかったのですが、薦められてるたびに、
やんわりと断っていました。態度では「私を誘わないでくれ～」と
示すようにしていました。あまり気づいてくれなかったようです
が、断りつづけるうちに疎遠になってしまいました。

一人とは音信不通のままですが、もう一人とは先日5年ぶりに偶然
会いました。顔つきがセミナーはまり中とは違って仲が良かった頃
の感じに戻っている気がしたので、「もうやめたのかな？」と思い
ました。詳しく聞かなかったですが。

最後の一人は仲良しなので、薦められた時にやめるように説得？し
ました。彼女は納得してくれて、やめてくれました。

そのような類のセミナーに入る事によって、元気になったり、自分
に自信がつくのはいい事なので（でもその自信のつき方が違う方向
かなあと思ってしまったけど）、ハッキリと「これ以上薦めたら縁
を切るからね」とは言えなかったです。また、入ってしまった理由
もわからないでもないようなところもありましたし・・・

セミナーに入っていることに対してでなく、セミナーへの勧誘に対
して嫌だということに気づいてくれるといいですね。
ちゃんとしたかいとうでなくてすみません。

自己開発セミナーに入ってた友人や、新興宗教にいた彼女の
ことをより知るべく、若かりし頃、実際に飛び込んで惨敗し
た経験から…
いろいろ足りない部分もあるかもしれませんが、現在構築中
の私なりの考え方です。

私の場合、
・肉体に投与する薬でも、劇的な効果があるのは副作用が強
いものであること。
・ある人に効く薬が、別の人間に同様の効果があるとは限ら
ないこと。
・どんな問題も科学的・客観的証明もなく「自分が(または誰
それが)こうだったから」という言葉だけでは危険で、受け入
れられないものであること。（様々な怪しい証明を出してく
る所もありますが…）
・人の心の内面は身体よりもっと複雑で、証明はより多くな
くてはならないこと。
・『人の内面に影響を与える』ということは、ある意味一生
を左右する問題であり、人にそれほど大きな『何か』を勧め
るということは安易にできることではなく、効果が出ないこ
との悪影響や現在知られていなかった悪影響（狂牛病を例に
したり…）が出る場合まで考えて、もし悪影響があった場合
は、その相手に責任を負い、その責任の取り方まですべて用
意してから勧誘する覚悟がいると思うがどう考えるか。主催
者でなくあなたの考えを知りたい（…というスタンスで）。
（自己啓発ってのは自己責任で行うものなので、ここまで云
われると相手も引くのではないかと…）
・過去の自己啓発セミナーで５年１０年と生き残っているも
のを自分は知らない。あるいは、もし有効な方法が科学的に
も証明されれば、あっという間に全世界規模で広がり実践さ
れると思うがどう考えるか。

・よって…以上を踏まえ、今後最低１０年かけて、あなたが
あなたの内面の変化と私についてを（客観的な視点で）見守
ってくれて、その上で勧めるべきかどうか判断してもらえる
と嬉しい。

といった内容を少しずつ交えながら話してみます。
綿実さん同様、相手にとっての良い結果を歓迎しつつ、でも
矛盾点を探りつつ。

まずは１０年、見守っていく時間を稼いでみてはいかがでし
ょう。

参加経験があるので、書かせてもらいます。
といっても１３，４年前のことです。
会社の同期に軽く誘われて、セミナーの内容を簡単に紹介す
るイベントに行きました。説明を聞き、そのときの私にとっ
ては魅力的に感じたので入会を決めました。
そこのセミナーは３ステップに分かれていて、最初の１段階
は通いで３日間、第２段階は泊まりで２泊か３泊で講義や実
習をしました。
それらを通して発見した自分の可能性や、私って実はこんな
ことも出来るんだ、という色々な「体験」をしました。面白
いものでした。
しかし、最終の第３段階は全く違いました。
あなたがしてきた素晴らしい体験を、みんなにも体験して欲
しいと思いませんか？じゃ、たくさんの人をここに誘って
ね、つまり勧誘がメイン？とおぼしき講習でした。
（因みに勧誘とは言わず、違う用語を使ってました。）
どうして、みんな周りの人を勧誘をしてここに連れてくるの
か。最後にそういう「からくり」があるんですね。
私は同期の彼女のノルマの一人だったのかと、なんか謎も解
けたけど、今まで見てきた楽しかった事も一気に崩れた気分
になりました。
結局、私は勧誘になじめずドロップアウトしました。続けた
人の中にはやはり、しつこい勧誘に友達を無くした人もいた
ようです。

Aさんは昨年からということなので、私の感覚からするとかな
り長くセミナーにはまっているという印象です。（私の通っ
た所はトータル４ヶ月くらいだったので）
Aさんは多分「悪いこと」という気持ちは全くないです。自分
は勧誘しているなんて思ってないです。
多分セミナーで自分にとって素晴らしい発見をして、それで
綿実さんが感じたように前向きな人に変わったのでしょう。
そういう人ほど熱心になっていくのは仕方ないかもしれませ
ん。みんなにも知って欲しいという熱意なんですね。
それが、周りにどんなに迷惑なことか。それに気づいてもら
うには、しばらく時間が過ぎるのを待つしかないように思い
ます。
セミナーの修了期間が過ぎるまでは、何を言っても聞いても
らえないでしょう。
事実私を誘った同期も自分が修了したら、けろっとしてまし
た。
失いたくない友達であるなら、ちゃんと「迷惑している」こ
とを伝えて話し合ったらどうでしょう。
Aさんも、そこにはまっているうちは一旦はそれで疎遠になる
かもしれませんけど、かんなびすさんが書いていた通りしば
らく見守ることが大事かも。
修了しちゃえば、少しは綿実さんやお友達の話も聞き入れて
くれる余裕がでると思います。
その時は暖かく迎えてあげればいいと思います。
それまでは、難しいけどのらりくらりと日にちが合わないと
か何とか言って逃れるしかないのかも。Bさんには気の毒です
が。

長い文章ですみません。参考になれば幸いです。

もう10年近く前の話になるのですが当時家も近所で割と仲が良
かった友達が創価学会にハマりまして。親が入っていた影響で
自動的に入らされていて幽霊部員みたいなものだったのに、何
かのきっかけで突然ハマったみたいでした。私個人としては他
人の信仰の自由を侵害する気は全くなかったので、創価学会に
ハマったこと自体にはなんとも思っていなかったのですがやは
りその後勧誘がすごくなりました。


実は我が家も父方の祖母がハマっていた関係で父が自動的に幽
霊部員だったのですが、私の母が宗教嫌いで度重なる嫁いびり
にも耐え、私と弟と母は入信させられずに無事でした。その友
達は私の父が一応幽霊部員だっていうのを知っていたので尚更
すごい勧誘で結局一緒にいても宗教の話しかしなくなったので
彼女に対して「その話面白くない」と繰り返し言ってました。


「普通話をしていて片方が興味がない話題だと解れば違う話題
を振るのがコミュニケーションであり、それが出来ないあなた
は宗教にハマってから人間関係の形成が出来なくなった」とも
言いましたし、「もっと輝く人生が送りたいから信心してい
る」という彼女に対して「だったら宗教にハマる前にフリー
ター生活やめてちゃんと仕事すれば？」とも言いました。その
言葉に対して「就職をしたら信仰に当てられる時間が減るから
敢えてフリーターをしているの」と答えた彼女の言葉で「こ
りゃダメじゃん」と思ってそれ以来連絡があってもあからさま
な居留守を使ったりして絶縁しました。


もしも縁を切りたくないのであれば私の前でその話は禁句だと
宣言し、会った時にその話をされたらその場を去る、電話だっ
たら電話を切る。相手が謝ってきたらそれを受け入れ、またや
られたらその場を去るの繰り返しで理解納得してもらう以外は
方法がないでしょうね。根比べです。私だったら相手に理解し
てもらう前にイライラするからさっさと縁を切ってしまうで
しょうけど。

自分にとって有意義だと思えば受けてみるのも良し、
必要なければ、綿実さんのお友達のAさんが落ち着くのを
待ってしばらく距離を置いた方がいいのではないか、
と思います。
経験者としては、結果的にAさんと同じように友人を
勧誘し、結局多くの友人を失いました。
セミナーを受けた事で今の自分があるので、後悔はしたく
ないと思いつつも、友人を失った事は悔やんでも悔やみ
きれません。

まだ社会人になりたてで、とても不安だった頃に小学校
時代からの親友に誘われた事がきっかけでした。

ただ彼女はまだ学生だったので、そのセミナーで知り合った
という帰国子女で仕事のできるキャリアウーマン風の女性を
伴って、いろいろセミナーの話を聞きました。
その女性がとても魅力的で、自分も将来彼女のように仕事の
できる社会人になりたい、と思ったのがきっかけとなり、
その場で入会を決めました。

私の受けたセミナーもこひつじさんと同じく3段階に分かれ
ていました。本来はセミナーを受ける前の説明会に出席、
そこで入会するという手順でした。

1段階目は通いで3日間。内容に満足しなければ全額返金、
ということでした。自分としては目からウロコのような
部分もあり、自分に自信がつきとてもよかったです。
金額は当時7万円でした。

2段階目は3泊4日で、かなり精神的にハードなものでしが、
それなりに充実して受けてよかった、と当時は思いました。
金額は当時で33万円。定期預金を解約しての受講でした。

そして3段階目は、１・２段階を受けて自分で良かったと
思う人は、自分の大切な人にも是非受けてもらうために、
3ヶ月間で何人を仲間にできるかを個人で決め、その目標数
に向かって頑張ろう、というものでした。
参加金額は3万円でした。そこで皆でお揃いのシステム手帳
をもらい、週に1度くらいのミーティングを持って行うもの
で、始めの２つはセミナーという感じでしたが、明らかに
勧誘となっていたな、と冷静に考えるとそう思います。

勧誘人数は多い人で７～８人、少ない人は２人と設定し、
達成するために皆必死に、損得勘定なく純粋に勧誘して
いました。ペイバックなどは無く、ほとんどその団体への
ボランティアのような感じでした。

しかし、1ヶ月、2ヶ月経って来ると、何かが違うと思い
始める人も出ました。また目標達成のはために手段を選ば
ない人も出てきて、女性では体を張る人もいました。
それくらい、自分にとっては良かったのだから、是非大切な
人にも同じ経験をして欲しいという思いからなのですが、
今考えればとんでもなくおせっかいなことかもしれない、
と思えることでした。

3ヶ月が終わって、達成をした人はまるで人生の成功者の
ような扱いを受け、達成をしなかった人はすごい挫折感を
感じるものでした。

そのセミナーは20歳以上でなければ受けられません。
確かに自分にプラスになるものもありましたが、時が経つ
につれて、段段とその色も薄れ、残ったのは大事な友人達
との別れだけでした。

私を誘った親友は、3段階が終わった後もそのセミナー団体
に通い続け、当初自分の夢だった幼稚園の先生になった
ものの挫折し、また新たなセミナーに通い始めました。
「トレーナー（セミナーの進行を行う講師）にならないか
と言われてるの」と彼女から話を聞いた時には驚きました。
そして私にも上の段階のセミナーに参加するよう話を
持ってきましたが、
「私にはもうやりたいことがハッキリ決まっている。
もうセミナーを受ける気はない」
とはっきり告げると、「あー、そうやって受け入れないで
いるのね」とすっかりトレーナーの口調になっていました。
彼女は明らかに自分を見失っているようで、とても恐ろしく
感じました。

私が勧誘を拒否したことで、結局その親友からは何の連絡も
こなくなってしまいました。
例えセミナーを受けなくても友人であることに変わりはない
はずなのに、彼らにとっては既に「異質なひと」になって
しまってう、会えばセミナーの話しかできなくなってし
まっている、とても世界の狭い人間になってしまった感じが
しました。

そのセミナーを生かすも殺すもその人次第だとは思います。
あまりはまり過ぎずに、その時の自分に必要か、そうでない
かを見極めることでしょう。
Aさんとの関係を保ちたいからといってセミナーを受ける
のは違うと思います。冷静に見守ってあげるのが一番では
ないでしょうか。