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こんにちは。小笠原伯爵邸に今週行かれるとのこと、ぜひ感想を聞
かせて下さい！！先週の文春に載っていてすごく気になってまし
た。宜しくお願いします！

月曜までお待ちくださいませ。

そして完食しました、全24皿。
量はほんのちょっとずつなのです。
例えばメニューの最初に「スペイン産サラミ」などとありますが、
これが1×1×3CMくらいのちっちゃいのが串に刺さって出てきて、
「えっ、これだけ？」と驚きます。
それで何か欲求不満気味でついパンを食べすぎ、
中盤くらいで苦しくなってくるという塩梅。
味の方は･･･まぁそれなりに美味しいのです。
でも何かがおかしい･･･
それで友人の一人の言葉でああその通りと思ったのですが、
「化学調味料の味」。
本当に使っているかどうかわからないのでちょっと失礼かも
しれませんが、不自然に旨味が濃いのです。
ファミレスや居酒屋のメニューみたいに。
お料理の方も、創作居酒屋のような印象のあるメニューでしたね。
そして雰囲気の方は、何かもったいない。
ウェイティングルームやレストルームは
天井が高くてとても広く、
シャンデリアもなかなか素敵で、期待が持てました。
置いてあるグランドピアノの木目も見事で、
こんな木はなかなかないとだんなも言ってました。
ところが、肝心のメインダイニングが妙に簡素。
お庭やエントランスも背の高い木がなく、
周井のマンションなどが丸見えで、雰囲気が台無し。
もっとうまく活用すれば素敵になるのになぁ、残念。
あ、レストルームのリサイクルっぽいペーパータオルもやめて、
ハンドタオルにして欲しい･･･
結論から言って、ちょっと安っぽくてあまりお勧めできないかも。
ごめんなさい。
でも、パン（アンチョビとクルミ）やデザートは美味しいです。
カフェが併設されているので、そちらを利用してみるのも
いいかもしれませんね。

ところで、本題の方ですが、
名の知れたフレンチでディナーで2万というのは、
かなり厳しいです。
小笠原伯爵邸は9,000円のコースオンリーでしたので、
当たればなかなかいいかなと思ったのですが。
食前酒やワイン、場合によっては食後酒も、
と考えると、お料理は1万円程度に押えた方が
余裕を持てていいと思います。

そして客の満足というのは、自分が想像していた以上の感動、
小さな驚きがあった時に生まれるもの。
そういう意味では、私はロオジエ否定派なのです。
（杉崎さんごめんなさい、でも一人5万も払うのですから、
もっと上の、せめて最低合格ラインのサーヴィスを望みます）
ただパッションの暖炉でローストしてくれる、
という小さな驚きはきっと客の満足につながると思います。
私も行ってみたいですね～。
ただ上で書いたように今回はちょっと予算オーバーしそうかな。
そこで全然違った路線で彼を驚かそう、ということで
いきなり中華はいかがですか。
しかもあのどこにでもありそうな「聘珍樓」。
溜池山王聘珍樓をお勧めします。
食通の彼が「なんだ、聘珍樓？」と思ってくれるのがポイント。
良い意味で固定観念を打ち破ってくれて、
感動を与えてくれると思います。
ワインにも力を入れているのですよ、
本店のリストなど良心的なお値段で感心しました。
聘珍樓侮りがたし。
東レスなども見てみてくださいね。
http://www.heichin.com/

やはきちさん、ご報告有難うございました！
文春に掲載されている記事を見て「行きたい！」と思っていたので
すが、ご報告を伺ってちょっとNGかなぁと思っています。でも見学
がてらカフェだけ行ってみようかなぁ。詳細な報告本当に有難うご
ざいました！