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「自分」って何でしょうね。
私の経験だと自分というよくわからないものに答えを求めても何もでてきませんでした。
空っぽです。何もないですもの。
散々自分自分と自分を探しても何もなく、疲れた末にふと周りをみると人がいました。

自分というものを例えるなら、毛糸のようなものだと思うのです。
真ん中は空洞で何もない。
だけど周りに糸が集まって、結びついてようやく毛糸の玉として立ち上がる。

そうやって人に囲まれて、
人がいないと「自分」なんてものは立ち上がりません。
なのにおこがましくも、自分の考え、自立、自分の個性とか主張してしまう方が滑稽なのかもしれません。

みずたまさんが自分を持てないのは別に悪いことではないのも知れません。
自分の考えがあるからと言って幸せになるわけでもありません。
自分ということに拘る必要はないと思います。

ただ、周りの人たちと本気で向き合わないことは罪です。
生きる意味がわからなくなるのは、傷つかぬようにと周囲の人と本気で向き合うことを避けているからではないでしょうか？

まずは周りをみてみてください。
友達や仕事で関わった人、家族、恋人。
そういう人たちに与えてもらったものがあるはずです。
それを想い出して、書き連ねて、自分の人生を振り返ってみてください。
支えられていることがわかります。
何を求められていたのかがわかります。
求められていたものには自然と法則があって続いてます。
その道を歩んでいます。
その何故か求められてきたものを自分と捉え、役割と捉え担っていけばいいのではないでしょうか。

クソみたいな自分といることなんて、面倒くさいだけのはずなのに、みんな一緒に生きてくれていますからね(笑)
奇特な方ばかりだなと思いますが、そうやって生きています。

人は無意識に人を傷つけます。傷つけることも傷つけられることも確定しています。
それでもなお、一緒に居たいと想う。一人では生きていけない。

「想う」という漢字を見てみてください。
自分の心を下にして、相手を上に尊重しています。

自分なんてどうでもいいのです。
真剣にアナタと向き合おうとしてくれた人を想い出し、その人を大事にしましょう。
周りの人に導かれましょう。
人を想えばいいんだよ。きっと。
そうやって一緒に生きていけばいいんじゃないでしょうか。