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お贈りする品物は、先様の年齢や好みがあるので、その辺の情
報がもう少し欲しいところですが、いかがでしょう？
ただ、毎回変えなくてもこの方にはこれ！と言うものを決め
て、いつもそれを贈られるのも、先様には結構喜ばれます。

そして、時期ですが今の季節のお中元は、お盆の時期がいつか
で、地域によって違います。
熨斗の表書きは、７月盆の地域は７月１５日（お盆のお中日）
以前はお中元、それ以降は暑中見舞いとなります。そして、立
秋を過ぎたら残暑見舞い。
８月盆の地域は、８月１５日（お盆のお中日）までをお中元、
以降を残暑見舞いとするところと、７月盆の表書きと同じとこ
ろとがあるので、この辺は最寄のデパートで聞くのが一番でし
ょうか。
持参するのは、ですからお中元から残暑見舞いの間の時期に、
持参する日に合った表書きでお持ちすればいいと思います。

けれど、７月に入ればお中元の時期ですから、７月の早い時期
にお渡しするのがいいですね。夏休みがあるのなら、その前に
お渡しするものだと思います。

お稽古の日に持参し、個人レッスンならお稽古の前に「いつも
お世話になっております。」と言って渡し、グループ・レッス
ンならお稽古の後に、他の生徒さんのいないところで、先生に
個人的な相談があるとでも言って１対１になってから、お渡し
するのがいいでしょう。

他の方がいる中でお渡しするのは先方も気を遣いますから、か
かりつけの医師や、他の生徒さんとすれ違うことのあるお稽古
事の先生には、近くに住んでいても私はあえて、配送にしてい
ます。但し、自筆の簡単なお手紙（一筆箋程度）を付けていま
す。

また、お年賀（お年始はご挨拶のこと、その際に持参するのが
お年賀）ですが、松の内（出来れば三が日）にお年始に伺うの
なら、その時にお年賀をお持ちしますが、冬休みがあるのな
ら、年明けの最初のお稽古の日にお渡しするのでしょうね。
ですが、松の内にお渡し出来ないのなら、年末（１２月中）に
お歳暮をお贈りして、お年賀はなしでもいいと思います。

形や頻度よりも、感謝の気持ちをどう相手に伝えるかが一番大
事なのですから、お相手の負担にならない範囲を心がけること
が、大切だと思います。