スマホひとつでどこまで生活できる?進化するキャッシュレスサービスの使い方
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スマホひとつでどこまで生活できる?進化するキャッシュレスサービスの使い方

更新日:2022/01/04

日本はキャッシュレス後進国と言われているけれど、ここ1~2年でかなり浸透した様子。政府のキャッシュレス推進政策と合わせて、コロナ禍が後押ししたと言えそう。使ってみれば、現金を数える手間も触る必要もない、離れている所や人に気軽に送金できるなどメリットがたくさん。そこで今回は、身近なスマートフォンを利用したキャッシュレス決済をはじめ、知る人ぞ知る便利な使い方や機能をご紹介。

これがあればお財布要らず?現代人の必須アイテムに

これがあればお財布要らず?現代人の必須アイテムに

外出時、たとえお財布は忘れても、スマホを忘れたら取りに帰るという人も多いのでは? それくらい私たちの生活の中で重要なアイテムとなったスマートフォン。

通勤・通学している人のほとんどは、SuicaもしくはPASMOなどの交通系ICカードを持っているはず。これもスマートフォンにインクルード可能。電車やバスの乗り降りはもちろん、小銭が必要なドリンクの自動販売機や駐車場なども、交通系ICカードで支払いできるところが増えている。カードとして持ち歩いている人も多いけど、外出の際にバッグを替えたら忘れてしまったという経験がある人は、肌身離さず持ち歩くスマホと連動させた方が便利という声も。加えてクレジットカード、さらにスマホ決済(QRコード・バーコード決済)アプリがあれば最強。この3つがスマホでキャッシュレス決済における三種の神器と言えるかも。

慣れればいちばん気軽に使える、アプリのスマホ決済

慣れればいちばん気軽に使える、アプリのスマホ決済

クレジットカードを少額で使うのは少し気が引けるけど、慣れるといちばん頻繁に使うのが、アプリで利用するスマホ決済という人も多いのでは? コンビニ・スーパーなど身近なところではほとんど利用できて、利用した分ポイントやボーナスが付与されるのもスマホ決済の魅力。街中のキッチンカ―や屋外マーケットなどレジのないお店でも、決済用のQRコードが設置されているところが増加中。お店の人にとっても現金を扱わなくていいので、安全で手間いらず。

こちらはさまざまな種類があり、1つあればどこでも使えるというわけではないけれど、オズモールのアンケートによると最も利用者が多いのが「PayPay」。

「PayPayは加盟店数344万カ所以上になり(2021年9月現在)、今も続々と増えています。もちろん便利なだけでなくお得なサービスがあるのですが、わりと知る人ぞ知るという感じのものもあるので、上手に利用してどんどん得をしていただきたいです」
と、PayPay広報の松本麻由香さん。

その場で見せなくても大丈夫。クーポン&スタンプカード

その場で見せなくても大丈夫。クーポン&スタンプカード

PayPayといえば、クーポンやキャンペーンを頻繁に行っているイメージがあるけれど、例えばクーポンが使えるお店をいちいちスマホで探して支払い時に提示するのってちょっと面倒・・・。
「PayPayのクーポンは一度獲得すれば、その場で提示しなくても支払い時に自動的に適応されます。毎週月曜日に更新されるので、時間があるときに獲得しておくのがおすすめです。クーポンは、小さなお店単位でも発行できるので、近所の思わぬお店が発行しているのを発見できたりして楽しいですよ。

また、2021年12月に誕生したサービスとして『スタンプカード』があります。PayPayスタンプカードを発行しているお店で支払うと、支払い時に自動でスタンプがたまり、数がたまるとプレゼントがもらえます。今は対象店舗が限られていますが、これからもっと増える予定ですのでお楽しみに」(松本さん)

知っているとお得で便利なサービスも

知っているとお得で便利なサービスも

また、マメにチェックしたいのが、地方自治体とコラボしたキャンペーン。対象地域の対象店舗でPayPayで支払うと、10~30%付与されるというもの。
「住んでいる地域や職場の近くはもちろん、旅行や出張先でも使えます。例えば温泉やリゾートとしても人気の山梨県は全域で2022年1月31まで最大20%付与、スキー場がある長野県白馬村では2022年1月5日~2月15日まで最大15%付与など(※)。その地域で支払いをすることで、自分が得するのはもちろん、地域の応援にもなります」(松本さん)

もうひとつ、知っていると便利なのが請求書払い。
「実は公共料金や税金の支払いの多くもPayPayでできるんです。紙の請求書が送られてきてもコンビニや金融機関に支払いに行く必要がなく、PayPayボーナスも付与されるので、現金よりも便利でお得です。さらに一部の請求書はオンラインに変更することもでき、手続きをすれば次回からアプリに請求書が届いて、そのままPayPayで支払うことができます。紙を使わないのでエコにも貢献できるんです」(松本さん)

(※)キャンペーン情報は2021年12月27日時点の情報です。また、キャンペーンは早期に終了することがあります


スマホを上手に利用すれば、お財布いらずで生活ができて、さらに現金よりお得に過ごせそう。

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※記事は2022年1月4日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります